YOROZU-KOSODATE

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よろず子育て。子育てのこと。あれこれと。

ハワイのUPSストアからAmazon.comの商品を返品した話。

日本からAmazon.comで商品を購入し、旅行先のハワイのThe UPS Storeからアメリカ国内発送でAmazon.comに返品をしました。返品の際の疑問点や経緯を記します。

まえがき

・日本でAmazon.comのAmazon Export Sales LLCから商品を購入しました。

・購入したものが不良品だったので、Amazon.comに返品申請をしました。

・返品期間がハワイ旅行と重なってしまったので、商品をハワイに持っていき、ハワイからAmazon.comへ国内発送で返品しました。

・アウトリガーワイキキビーチリゾートの1階にあるUPSストアから発送しました。

(住所:2335 Kalakaua Ave #110, Honolulu, HI 96815 アメリカ合衆国)

・返品物の重量は、段ボールを含めてぎりぎり2ポンド(約0.9kg)でした。2ポンドを越えると一気に値段が上がります。

・商品はクレジットカードで購入したもので、クレジットカードへの返金を申請しました。

疑問点

ハワイからのアメリカ国内発送で返品をすることに関して疑問に思ったことが3点ありました。

 

【疑問点1】

インヴォイスを貼って国内発送をしても大丈夫?

Amazon.comの商品を日本で購入し返品をする場合、梱包の外側にインヴォイスを貼る必要があります。荷物が税関を通るために品目や料金の書かれたインヴォイスが必要だからです。

今回私はハワイから発送しようと考えたので、アメリカ国内からの発送であれば輸入にはなりません。輸入ではないので本来はインヴォイスを貼り付ける必要はないはずですよね。ところが、日本から商品を購入しているため、Amazon.comに返品の申請をすると、自動的にインヴォイスを含んだ国際便向けの返品フォームが表示され、それを印刷し段ボールに貼り付けるようにとの指示がありました。国内発送なのにインヴォイスを貼っても大丈夫なの?と不安に思いながらも、指示の通りに段ボールにインヴォイスを貼ってハワイから返品をしました。

→結果、それで大丈夫でした。詳細は「疑問点の答え」にて。

 

【疑問点2】

カスタマーセンターに連絡してないけど、大丈夫?

Amazon.comの返品に関してネットでごにょごにょと調べたところ、「返品の際にかかった配送料などを、改めてカスタマーセンターにメールしておくといい」というようにいくつかのブログで紹介されていました。これに関しては、本当に必要か?と思い、ひとまずスルーしました。のちのち何か問題が出てきたら改めてメールをしようと思いました。

→結果、やりとり一切なしで大丈夫でした。詳細は「疑問点の答え」にて。

 

【疑問点3】

配送料がAmazon.comの全額負担ではなかったナゾ。

国際カスタマー向けの返品のシステムが変わったのでしょうか?Amazon.comは返品の際の送料を全額負担してくれるものだと思っていたのですが、Amazon.comで返品申請を進めていくうちに、「 配送料は$15まで負担します」という英文が出てきました。あれれ?全額負担してくれるんじゃないの?!$15しか負担してくれないということで、少しでも配送料が抑えられればと思い、ハワイからの返品を思いついたわけです。

→どうして全額負担にならなかったのかは結局なぞのままです。(ご存知の方、教えてください!)

ハワイからの返品の経緯

Amazon.comで購入した商品が届き確認したところ、商品に不良がありました。そこで、Amazon.comアカウントのオーダー履歴から返品の申請をしました。と、いきなりここで問題が。申請を進めていくうちに、「 配送料は$15まで負担します」というようなメッセージが表れたのです。Amazon.comは返品の際の配送料も全額負担してくれるものだとばかり思っていたのですが。あれれ?今回の返品は、私都合ではなくAmazon側の過失。ちゃんとそのつもりで申請を進めていたつもりだったのですが…。しかし、改めてカスタマーサポートに連絡しそれについてのやりとりをするスペックが私にはなかったので(笑)、とりあえず$15以下で配送できる方法を探ることにしました。(Amazon.comの返品期間は商品到着から30日間。さらに、返品を申請した日から30日以内にAmazon.comの返品センターに商品が届く必要があります。)

 

日本からの発送の場合は、調べてみると国際eパケットが値段的にも安くてよかったのですが、国際eパケットを利用するためには宛先やインヴォイスを書いた紙を入れるための「専用パウチ」が必要でした。この専用パウチが、申し込んでから家に届くまでに5日程かかるとの記述がありました。ここで次なる問題に直面です。実は、返品期間の間にハワイ旅行の予定があり、5日後には日本にいられませんでした。帰国後では、国際eパケット利用では日数がかかりすぎて返品期間が過ぎてしまいます。もっと高い配送料を出せば専用パウチのために5日待たなくても国際配達の選択肢はあったのですが、どうしても$15以下で送りたかった私。ここで思いついたのが、「ハワイまで持って行ってしまってハワイから返品しよう!」というものでした。

△Amazon.comに返品&返金の申請をしたあとに送られてきたメール。9/8(現地日時)に申請したので、商品を10/9までに送り返すよう書かれています。

 

商品代金:$17.99

Shipping&Import  Fees Deposit to Japan:$5.79

計:$23.78

 

全部で$23.78かかっているのですが、推定返金額が$21.18。

むむ?

用意したもの

・返品したい商品(ぷちぷちで梱包)

・印刷したAmazon.com の返品シート4枚【宛名、インボイス(添付用と控え用の2枚)、段ボールの中に商品と一緒に入れる返品用バーコード】

・商品を入れるための段ボール(畳んだ状態)

 

上記3点を、ハワイ旅行の荷物と一緒にスーツケースに入れていきました。もしスーツケースに余裕があったのなら、ダンボールの隙間を埋めるためのクッション材も用意しておくべきでした。

The UPS Storeに行ってみる

ハワイからのアメリカ国内発送には、選択肢として、

 

・USPS(The United States Postal Serviceー日本でいう日本郵便)

・UPSストア(United Parcel Serviceー日本でいう佐川急便のような民間宅配業者)

 

の2択がありました。名前がややこしい〜!笑 Fedexもありましたが、高すぎたので除外。

 

事前にHPで調べると、料金は全体的にUSPSが安め、UPSストアは高めなようでした。まずは直接行って見積もってもらおう!と、ハワイの滞在先から一番近かったUPSストアに行ってみることにしました。これで$15以下で送れなさそうであればUSPSにハシゴするつもりでした。

 

店内のカウンターで、どうにか$15以下で送りたい旨を伝えました。はじめのうちは、「$15以下の配送なんて無理よ」と言われていたのですが、食い下がってみると、「No Insurance(保険なし)の配達なら$15以下でもできそうだけど…」との提案が。「それでいいです!」と、即お願いしました。(リスキーなのでおすすめしませんが。笑)

 

No Insuranceでの配送料は$10.56だったのですが、段ボールの隙間を埋めるためのクッション材が絶対に必要と言われ、クッション材は店舗内で$2で売っていました。「クッション材もいらない!」と言いましたが、さすがにそれではだめと説得され、$2追加で支払うことに。用意されたクッション材は、小さいビニール袋ににエアが入ったものが4個分。え、これで$2?高っ!と思いましたが、それでも計$15以下で済むのでまあいいかと。(ちなみに、クッション材は4個だろうが10個だろうが均一価格で$2です。)

 

Amazon.comへは一週間くらいで着くとのことでした。

△レシート

 

【かかった返送料】

返送料:$10.56

梱包材:$2.00

税:$0.6

小計:$13.16

USPSのトラッキングナンバー!?

はて。ここで摩訶不思議なことが起こりました。The UPS Storeから荷物を発送した際にトラッキングナンバーを渡されたのですが、UPSのHPに行き、追跡番号を入力してもエラーが出てしまい荷物の追跡ができません。数日たっても反映されない。あれれ?そこで、追跡番号をよ〜く見返してみると、【USPS】の文字が!!試しにUSPSのHPから追跡番号を入力すると、ちゃんと配送状況が反映されていたのです。

 

これ、日本に置き換えてみると、佐川から荷物を送っているのに、佐川のHPでは追跡番号が確認できず、日本郵便のページからだと追跡番号が参照できるといったところ。UPSストアがUSPSの代行もしてるってこと??(佐川の窓口で日本郵便を取り扱っている??という感覚。)ちょっと頭のなかにハテナだらけですが、渡されたレシートを何度確認しても、やはりUPSストアのレシートにUSPSのトラッキングナンバーが書かれているのです。

△The UPS Storeのレシートなのに…

△トラッキングナンバーはUSPSのもの。なぜ??

 

なぜこんなことになっているのか、まったくもってちんぷんかんぷんです。(どなたか教えて!)

荷物が無事にAmazon返品センターに届く

△9/20に到着!

 

なぞはなぞのまま、USPSのHPから荷物を追跡をすること数日。9/11に発送した荷物は、9日後の9/20にAmazon.com返品センターに届いたようです。UPSストアから発送した荷物は、アメリカ本土にはすぐに着いていたのですが、そこからケンタッキー州のレキシントンに着くまでが長かった!ともあれ、いちかばちかのNo Insuranceで発送していたので、無事に着いて一安心です。

その後の経過

Amazonの返品センターに荷物が到着してから4日後の9/24に、ようやく返品センターに私の返品が受理されました。ここでも4日間のラグが。このことから推測するに、Amazonの返品センターには日々膨大な数の返品商品が届くのでしょう。

△「返品を受領しました。2、3日で返金手続きするね。」

これが9/24のこと。

 

ちなみにですが、荷物の到着に関してはAmazon.comからのメールはなく、Amazon.comの私のアカウント上で確認ができました。

 

「あと2.3日で返金が完了する〜♪」

 

…ところが、待てど暮らせどその後Amazonからの連絡が、、、来ない。来ない。ああ、今日もまた来ない。カスタマーセンターに連絡しようかうずうずしながらも、もうしばらく待ってみることに。

返品の処理がやっと終わる

△10/7にようやくAmazon.comから連絡が!

 

9/24の時点で「あと2.3日で」と書いてあったのですが、それから待つこと二週間。10/7にやっと返品の処理が終わったとの連絡がありました。

 

合計で$36.18返金してくれるとのことでした。購入した商品が税込$23.78でしたが、返品申請の際に表示された推定返金額は$21.18。この推定返金額と「 配送料は$15まで負担」というのを合わせると、きっかり今回の返金額、$36.18になりました。

 

実際には商品の購入(商品代金+Shipping Fee)と返品(返送料+クッション材)で合計36.94かかっているので、微妙に$0.76足りていないという結果(笑)。ですが、まあ、為替の誤差くらいな金額なので、良しとしましょう。逆に言えば、クッション材の$2分もカバーしてもらえているようだったので、よかったです。

△Amazon.comのアカウント上でも「完了」と確認できました。 

疑問点の答え

インヴォイスを貼って国内発送をしても大丈夫?インヴォイスを貼ることで国際荷物と間違われないかという心配がありましたが、問題なかったです。また、国際便の返品リクエストになっているにも関わらず国内発送をしていることで何か問題があるかな?という心配もありましたが、無事に返品の処理が済んだので大丈夫だったようです。しかし、荷物がAmazon.comに受領されてから返金処理までに二週間かかっているので、内容確認のために処理までに余計に日数がかかってしまった可能性は考えられます。

 

カスタマーセンターに連絡してないけど、大丈夫?…発送をする際に、UPSストアが用意した宛名書きの用紙に、配送料もあらかじめ記入されていました。Amazon.com側で配送料が確認できるので、結果的に改めてカスタマーセンターに連絡をする必要はありませんでした。仮に日本からの発送だったとしても、宛名の欄に配送料が明記されているようであれば、それが日本円表記だったとしても改めてカスタマーサービスセンターに連絡する必要はないと思います。

 

・配送料が全額負担ではなかったナゾ。…これは、なぞのままです。返品の申請時に現れた、「 配送料は$15まで返金します」という画面をスクリーンショットしていればよかったのですが、その表記がもう出て来ないんです。全額負担だったら、日本からちゃちゃっと送ってはいおしまい!だったのですがね。

あとがき

無事に返品期間内に返品でき、返金もしてもらえたのでほっとしました。今回は、日本でAmazon.comからの海外発送で購入した商品を返品のためハワイから国内発送する、という比較的レアなケースでした。

この記事がいつかどこかでどなたかのお役に立つことがあれば嬉しいです。