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赤ちゃん連れ旅行に便利な【無添加・オーガニック系】ベビーフードまとめ

旅行やお出かけに便利な《砂糖・添加物不使用》のベビーフードをご紹介していきます。

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お粥・白飯

電子レンジでチンするレトルトご飯には「酸味料」という添加物が添加されているのをご存知ですか?妊娠中に逆子治療で訪れた鍼灸院で、「レトルトのご飯はだめだよ〜添加物入ってるからね〜」と注意されました。コンビニのお弁当やおにぎりにもこの「酸味料」は添加されています。間違っても「白いご飯の部分だけ赤ちゃんにあげちゃおう♪」なんて思わないでくださいね^^;

無添加仕上げの離乳食・赤ちゃんのためのお粥 

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△離乳食期や小さいお子さんのご飯の添加物が気になる方には、こちらのパウチタイプの無添加お粥がおすすめです。食塩も無添加です。7ヶ月用、9ヶ月、12ヶ月用とありますが、結構柔らかめなので7ヶ月のお子さんなら9ヶ月用、9ヶ月のお子さんなら12ヶ月用でもいいかもしれません。

 

場所によっては温めのお願いもできるかもしれませんが、私はこれに熱湯を少し混ぜて温めた状態で食べさせていました。その場合、もっとゆるいお粥になるので、それを前提にした月齢のお粥を選んでくださいね^^

尾西のアルファ米 白飯

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△お湯を注いで15分待つだけでふっくらご飯の出来上がり。にぎればおにぎりにもなります。娘が2歳3ヶ月になってからのハワイ旅行の際は、こちらが大変役立ちました。お湯の量を増やせば、離乳食期の赤ちゃんのお粥にもなります。月齢に合ったゆるさのお粥が簡単に作れるのも嬉しいところ。軽いので旅行先にもたくさん持っていけます。なお、尾西のアルファ米シリーズで「白がゆ」というものもありますが、これは入っているご飯の量が少ないだけで白飯と同じものが入っていると思われます。白がゆよりもたくさん入っている白飯のご購入がお勧めですよ!普通に大人も食べられますし、賞味期限が長いのも魅力です。震災時などのもしもの時の備えにもなりますので多めに購入しておくと安心です。

△尾西の白飯は、パッケージの封を開け、そこにそのまま熱湯を注いでジップをしめて15分待てば食べられるといった商品なのですが、大人向けの商品なので赤ちゃんの一回量のご飯しては量が多いです。お粥のようにゆるくして食べさせるなら、なおのこと。私の場合は、サーモスの保温フードコンテナーに適量の尾西の白飯とお湯を注ぎ、蓋をしめて数分待ってゆるめのご飯を作っていました。

△こちらは我が家が使っているサーモスの保温フードコンテナーです。一度、尾西の白飯のパッケージに直接一回量のご飯と熱湯を入れて作ってみたことがあったのですが、いつも完食の娘がなぜか残しました…。試しに食べてみたら、保温フードコンテナーで作るといつもはふっくらご飯ができるのに、パッケージで直接作ったその時はご飯にところどころ芯が残っていました。ご飯の芯があって娘も食べられなかったわけです。

パッケージのままで作ると、保温性が極端に低下するのが原因だと思われます。商品自体は冷水からでも「60分待てば」白ご飯ができるものなので、もっと長い時間待っていれば柔らかくもなったのでしょう。しかし、赤ちゃんには温かいご飯を食べさせてあげたいので、尾西の白飯にはサーモスの保温フードコンテナーの併用がおすすめです。

△こちらはミッキー&ミニー柄が可愛い日本規格の商品です。

まつやのおかゆ

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△無添加の粉末タイプのおかゆです。お湯で溶くだけのタイプなので、一番手軽です。前述の「赤ちゃんのためのお粥」や「尾西の白飯」がちゃんと"ご飯の味"だったのに対し、こちらの商品はおせんべいのようなどこか香ばしいような味がします。私の場合、主食としてというよりは、おやつや「もっと欲しい」と言われた時のおかわり用として利用していました。そのうちに、家で普通にごはんを食べた後もデザート感覚?で、必ずこれをリクエストしてくるようになりました^^; もちろん主食としても食べさせられる商品なので、外出の際は必ずかばんに入れて持ち歩いていました。急に外食することになり娘に取り分けられるようなメニューがない場合でも、これを主食として食べさせることもできるので便利でした。

手軽に使える野菜フレーク 

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△離乳食期の赤ちゃんに大助かりの野菜フレークです。もちろん、嬉しい無添加です。お湯で伸ばすだけで簡単に野菜ペーストの出来上がり。娘も大好きです!かぼちゃやとうもろこしはゆるめに伸ばせばスープになります。お粥に混ぜればお粥も一味変わって赤ちゃんもパクパク食べてくれます。じゃがいもは主食にもなるので、お粥に飽きた時やおやつの代用としても。にんじんは、少し独特な香りがしますが娘は特に気にならないようでした。我が家の場合は、米粉と混ぜてにんじん味の米粉蒸しパンや米粉パンケーキにもしていました。

軽くて持ち歩くのにも便利なので、外出の際はこちらの野菜フレークと前述のまつやのおかゆをカバンに入れています。

貴重なタンパク源

アメリカに行く際は、豚肉や牛肉、鶏肉を使った食品(牛肉エキスや鶏ガラ等を含む)はアメリカ国内に持ち込むことはできません。それがベビーフードであってもです。豆製品であれば、安心して持ち込めます。

海外旅行に関わらず、旅行の際にはタンパク源としてミックスビーンズがおすすめです。子供は旅先では環境の変化や疲れから体調を崩しやすいものです。(現に娘はハワイに行くたびに鼻水&咳&熱を出し、初ハワイでは小児科にかかっています。)卵や魚をすでに開始していて普段は食べても大丈夫な赤ちゃんであっても、体調を崩している時は卵や魚、小麦などに体が過剰反応して蕁麻疹やアレルギー反応が出てしまうこともあります。(娘、体調不良時に卵で経験済み^^;)旅先では離乳食、特にタンパク源はステージを一つ戻すくらいの気持ちで準備していくのがおすすめです。

いなば ミックスビーンズ

△こちらはベビーフードではありませんが、食塩不使用で保存料も不使用なので離乳食としても安心して使えます。調理不要でこのまま食べられる商品なので旅先でも手軽に使えるところも◎。ミックスビーンズではなく大豆のみの製品もあります。ちなみに缶詰タイプも売られていますがそちらには乳酸カルシウムと酸化防止剤(ビタミンC)が添加されているのでアウト。添加物のないパウチタイプ(50g)をご購入くださいね!

有機蒸しミックスビーンズ

米酢が入っていますが食べても酢の風味は感じませんでした。こちらも調理不要でこのまま食べられる商品です。85gと少し量が多いので、旅先だと一回では使い切れず余ってしまうのが難点。

和光堂 裏ごしおさかな

△原材料はたら、デキストリン、でん粉です。デキストリンは粉ミルクにも入っているので心配ないといえますが、完全母乳の場合はカタカナ系の材料は少し気になるかもしれません。 

無添加・オーガニック系ベビーフード

材料の産地にもこだわりをもった無添加・オーガニック系のベビーフードです。

ベビーオーガニック 

△人参ジュレ(上)、にんじんとたまねぎのおじや(中)、鯛と水菜のおじや(下)

人参ジュレはそのままでも食べられますし、ご飯とまぜることもできます。ご飯やジャガイモ、さつまいもに混ぜるとジュレがからみ独特のとろみが出るので、食べやすくなります。

はたけのみかた

△7ヶ月用

我が家の場合、表示の月齢よりももっと上の月齢で食べていたので全然量がたりず、赤ちゃんのためのお粥と混ぜてカサ増ししたりしていました^^; 商品によっては塩が使われていることもあるので、気になる方は詳しくご確認ください。

新発売!

ベビースムージー

2017年9月に新発売されたオーガニックベビーフードです。

△有機JAS認定食品で、有機フルーツと有機野菜だけで作ったベビースムージー(原産国フランス)です。材料はいたってシンプル!"アップル・キャロット"の原材料は有機りんご、有機にんじん、有機レモン有機、以上。"アップル・スイートポテト"の原材料は有機りんご、有機さつまいも、有機レモン、以上!です。5ヶ月向けのベビーフードにまで砂糖を添加している大手のキ◯ーピーに  ま  じ  で  見習ってほしいです。外国では日本ほど離乳食を手作りしないため市販のベビーフードの需要が大きく、オーガニックで調味料不使用のものが多く出回っています。日本でこのような商品が簡単に入手できるようになったことは嬉しいですね!

米粉の離乳食

△アレルギー症状が出ていなくても3歳まで小麦はできるだけ避けたほうがいいと言われています。ちなみにですが、小学校教諭をしている友人の生徒に発達障害の児童がいましたが、専門機関の指導のもと小麦の摂取を控えたところ、明らかに発達障害の症状が改善したという例がありました。

参考書籍:

△自閉症スペクトラム、学習障害、ADHDなどの発達障害と診断された子どもに、三週間グルテン(小麦)とカゼイン(牛乳)の摂取を控えた事で症状が改善されたという例がこちらの本でいくつか紹介されています。これらの子どもには、離乳食でパンをあげるようになってから癇癪や奇声などの問題行動が始まったという共通点もあるようです。

実店舗で購入する場合

ご紹介してきた無添加・オーガニック系ベビーフードは、一般的なスーパーではなかなか手に入れることができません。しかし、東京であれば「F&F」という自然食品屋さんに無添加・オーガニック系ベビーフードの取り扱いがたくさんあります。無・減農薬野菜の野菜やオーガニック商品、平飼い有精卵も取り扱っており、我が家も日頃から愛用しているスーパーです。実店舗で購入されたい方は、一度足を運んでみてくださいね!東京方面に赤ちゃん連れ旅行で訪れる方にもおすすめのお店です。

---なぜ赤ちゃんに塩や調味料がよくないの?---

なぜ調味料が入っているベビーフードはよくないのか。それはずばり、原料に使われている調味料が安価で粗悪なものである可能性が高いからです。たとえば塩ですが、塩は熱中症対策にも不可欠なように、人体には欠かせないものです。しかしそれは、「自然塩であること」が大前提です。海水から造られた塩(自然塩)はミネラル類を豊富に含み、体内のバランスを保つために人間にとってはなくてはならないものです。対して、世に出回る工業的に造られた精製塩は、身体に欠かせないミネラル類がすっぽりと抜けているため、とればとるほど体内のミネラルバランスが崩れてしまいます。醤油や味噌も天然醸造のものとアルコールなどを用いて工業的に短期間で大量生産されるものとでは、見た目は同じでも中身は全く違います。自然塩などの昔ながらの製法で造られる調味料はコストがかかります。生後5ヶ月の乳児向けのベビーフードに平気で砂糖を添加して大量生産するようなメーカーが、わざわざ自然塩を使っていると思いますか?これが、私が調味料の入ったベビーフードをオススメしない理由です。

逆に、よほどこだわりのあるメーカーが、こだわりをもってコストもおしまず自然塩などの調味料を原材料に使っているのであれば、その会社は本当に赤ちゃんのためを思い製品を造っているのだと信頼できるでしょう。

△我が家で使っているお塩のうちのひとつです。精製塩は赤ちゃんにだけではなく、大人にとっても害です。もしご自宅のお塩が精製塩でしたら、まずはお塩から見直してみてください。

---アジア方面に行かれる際は---

アジア方面に行く際に赤ちゃんがお粥ではなく白いご飯が食べられるようになっているようであれば、渡航前に一度タイ料理屋さんなどでジャスミンライスを注文してみてください。タイやシンガポールでは"白いご飯"がいわゆるタイ米(これをジャスミンライスと言います)で出てきます。もしこの時にお子さんがジャスミンライスを嫌がらずに食べてくれるようであれば、現地ではレストランやホテルのルームサービス等でも比較的ジャスミンライスは手に入りやすいので持ち込む離乳食の量が少なくて済みます。ジャスミンライスは独特のジャスミンの香りと日本のお米のようなふっくら感とは真逆のパサパサのお米です。(これが現地のお料理に合っていてすごく美味しいのですが。)我が家は、プーケット旅行の前にタイ料理屋さんで娘にジャスミンライスを食べさせてみました。こちらの心配をよそに娘はジャスミンライスも普通のご飯と同じように食べてくれたので安心してプーケットに向かったのを覚えています。現地でもジャスミンライスを普段と変わりなく食べてくれました。

 

バリ島(インドネシア)やプーケット(タイ)などは大人でもお腹を壊す人が多いとよく聞きますよね。赤ちゃんを連れて行くとなれば心配も底知れません。こればっかりは運というかその時の本人の体調にもよると思いますが、我が家はいまのところお腹を壊す自体にはなったことはありません。とは言え、我が家の場合は、食事はホテルのルームサービスやホテル内のレストラン、行ったとして街中のレストランくらいだったので屋台料理は食べていません。1ヶ月くらい滞在できるのであれば、屋台料理を食べて仮に数日寝込むことになったとしても他の日に遊べるのでいいですが、数日の旅行で全日寝込むようなことになってはもったいないですからね。

---どうする?お水---

ベビーフードは日本から持ち込めたとしても、お水を日本から持ち込むというのはあまり現実的な話ではないですよね。現地で調達することになるかと思います。ヨーロッパはペットボトルのお水も硬水のものがほとんどなので、日本の赤ちゃんには不向きです。(逆に、現地の赤ちゃんはには合うのでしょうか??)私たちが訪れたタイでは、「硬水」やら「軟水」という概念がそもそもないようです。現地でペットボトル入りの水を実際に飲んでみると、明らかに硬水ではない口当たりだったので、子どもにも与えていましたが問題ありませんでした。

海外旅行に行かれる際は、現地で購入できるお水が「硬水」なのか「軟水」なのか事前に調べていけると安心です。

 

水といえば、私はプールの水も心配していました。バリもシンガポールもプーケットも部屋にプールがついていたので、プールの水を飲んでしまいお腹を壊すのではないかと心配もしましたが、結果大丈夫でした。娘は顔に水がつくのを怖がる子なので、プールの水もそれほど飲んでいなかったかもしれませんが。もうほんとに、こればっかりはその子の体調にもよると思うので一概に「大丈夫ですよ!」とも言えないところではあります。

---レストランではかなり融通をきかせてくれることも---

ハワイやプーケットでは、レストランのメニューに載っていなくても「赤ちゃんのために温野菜を作ってもらえませんか?」と聞くと快くOKしてもらえました。図々しくも「柔らかめがいいから長めに茹でてね!」と。その他にも、「トマトだけ追加で欲しい」「ドレッシングは別々で」「(ロコモコの)ご飯とハンバーグを分けて持ってきてほしい」など、お願いしてみると意外と聞いてもらえるものです。温野菜や追加の食材の分は伝票に料金がしっかりと上乗せされていましたが、チップを少し多めにして感謝の気持ちを伝えるのもいいと思います。

あとがき

私とオットの趣味は旅行です。現在2歳5ヶ月の娘とは、これまでに何度も海外旅行や国内旅行をしています。海外旅行では生後5ヶ月でシンガポール、1歳4ヶ月でハワイ、1歳11ヶ月でプーケット、2歳3ヶ月でハワイ の計4回。国内旅行では飛行機を使う沖縄旅行もよく行っていたし、箱根や軽井沢などの温泉地には月に3〜4度は行っていました。

旅先では自炊のできる環境ではないことが大半です。娘が1歳8ヶ月頃まで塩などの調味料を一切使わずに離乳食を手作りしていた私でしたが、旅行中はベビーフードに頼らざるを得ませんでした。しかし、市販の大手ベビーフードは、生後5ヶ月向けの製品にも砂糖を使っていたり、塩やしょうゆやケチャップ(ケチャップにも砂糖が含まれていますよ)を使っているものばかりで、調味料不使用の離乳食を探すのに苦労しました。

 

今回、そんな我が家が旅行用に購入し、実際に飛行機内や旅先で娘に食べさせていた無添加・オーガニック系ベビーフードや、調味料不使用のベビーフードをご紹介してきました。我が家は西原式離乳食を取り入れているので、体温以下の冷たいままの食事を与えない、ということが前提になっています。

※生後5ヶ月のシンガポール旅行の時点では離乳食を開始していません。

 

安心して使えるベビーフードを気軽に取り入れつつ、現地の人たちのご厚意にも甘えながら赤ちゃんとの旅行を是非とも楽しいものにしてくださいね!

 

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