YOROZU-KOSODATE

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【羽田ーホノルル】想像以上の快適さ!エアチャイナ(中国国際航空)ビジネスクラス搭乗記〜3歳子連れハワイ旅行〜

2018年9月に、3歳の子供を連れてエアチャイナを利用しハワイに行ってきました。物は試しと、恐る恐る利用してみたエアチャイナ(中国国際航空)ビジネスクラスの感想を子連れ目線でレポートします。

搭乗内容

エアチャイナを使ってホノルルに行く場合、北京で一度乗り換えが必要です。

 

フライト1【羽田ー北京】 

19:40羽田発/22:40(北京現地時間)北京着 

便名:CA168 (ANA便【NH5761】との共同運航便)

フライト時間:4時間 

機内食:1回

機材:A330-300

フライト2【北京ーホノルル】 

1:50(北京現地時間)北京発/17:30(ホノルル現地時間)ホノルル着 

便名:CA837 

フライト時間:9時間40分 

機内食:2回

機材A330-200

 

北京での乗り換え時間3時間10分を含めると、合計で16時間50分の旅程です!長いっ!笑

羽田空港チェックイン

まずはチェックインから。

▲羽田空港国際ターミナルの左端にエアチャイナのチェックインカウンターがありました。

 

出発時間の2時間前にチェックインカウンターに行ったところ、エコノミークラスには大行列ができていました。我々はビジネスクラスなので、待ち時間なしでチェックイン。

ところが、チェックインの手続きにやたらと時間がかかる。私たち一組に対して20分くらいかかったんじゃないかなと思います。何度も海外旅行をしていますが、チェックインカウンターでこんなに時間がかかったことは今までになかったので、中国の航空会社というのが何かしら関係があるのかな?と推察。エアチャイナ利用の場合は、海外旅行に慣れた人であっても普段より少し早めに空港に行っておいた方がいいかもしれません。

 

チェックインカウンターでは、預け手荷物として大きなスーツケース2つと大きなボストンバッグ、ゴルフバッグを預けました。ビジネスクラスの場合は32kgまでの荷物を大人一人につき2個まで追加料金なしで預けられます。

 

今回は深夜にトランジットがあるため、ベビーカーも持参していました。北京の乗り換え時にベビーカーを使えるように、預け手荷物にはせず、搭乗ゲート前で預けることにしました。

 

手荷物を預けた後は、早々に出国審査に向かいました。娘はすでに3歳ですが、紙パックの飲み物、水筒、ベビーフードは、携行可能な液体物(100ml以内の容器に入れたものを1Lの透明ジップ袋に入れるというやつ)とは別で機内に持ち込めました。一応歳を尋ねられ、3歳と答えると「それなら大丈夫ですよ」という感じでした。

▲搭乗ゲートに向かいます。一番はじっこのゲートでした。(日によって変動するかと思いますので、チェックイン後にご自身でお確かめくださいね!)

▲搭乗ゲートの真横にキッズスペースあり。子連れにはありがたいです。

ベビーカーを搭乗ゲートで預ける際の注意点

ベビーカーを搭乗ゲートで預けるため、搭乗開始時間の15分前に搭乗ゲートに来るようチェックインの際に言われていました。チェックインカウンターでは、北京の乗り換えでベビーカーを使いたい旨をしっかりと伝えていたので、飛行機から降りたところでベビーカーを受け取れるように手配しておいてくれるとのことでした。いざ搭乗ゲートに着きベビーカーを預ける際、「これって北京の乗り換えで使えるんですよね?」と念のため尋ねました。すると、「ホノルルでのお返しという手配になっています。」と言われました。いやいや、北京の乗り換えで使いたいのになんのためにわざわざベビーカー持ってきたのよって話で。

 

で、チェックインカウンターでそうお願いしたはずだと言うと、どうやらチェックインの際に手違いがあったようで、ベビーカーにつけられていたタグには、確かにHNL(ホノルル空港)行きと書かれていました。そこで、搭乗ゲート前で係員の人がベビーカーの目的地をホノルルから北京に変更する手続きをし始めました。搭乗前に確認していなかったらと思うとぞっとします。そして、その手続きにはすんごく時間がかかりました。30分くらいは待っていたかと思います。早めに行っていたにも関わらず、エコノミークラスの搭乗もすでに始まり、結局出発時間間際に飛行機に乗ることができました。このへんのチェックの甘さ?や連携の悪さがエアチャイナクオリティーなのでしょうか。

勝手にシーティングが変更させられていた

予約時に座席指定をしていたにも関わらず、勝手に座席が変更されていました。家族3人が一列に並ぶように手配していたにも関わらず、私と娘の2人と、その前列に夫が1人という並びに。列自体も全然違う場所に移動させられていました。予約時と当日の座席が全然違う!!はあ?って感じで。係に尋ねると、「きっと機体変更があったからだ」とか言われてこちらに非はありませんという態度。何度も海外旅行をしてきてこんなことは初めてでした。まあ仕方ないのでそのまま飛行機に乗りましたが。確かに、予約時には機材がA321を利用することになっていましたが、当日は新しいA330-300に変更されていました。まあ、ライフラットシートの機材からフルフラットシートの機材にバージョンアップしていたのでいいのですがね。しかしながら、座席指定をしてあるからといって安心していてはいけませんね。

【羽田→北京】機内の様子、機内食

機内に使い捨てスリッパの用意はありましたが、アメニティーポーチはありませんでした。

機内の様子

▲2−2−2の配列。

▲足元広々!娘側(右側)の足元には人形など置いていますが、このスペースが意外に広く、小さめのスーツケースも余裕で入るので荷物が増えがちな子連れにもぴったり!足元収納の上の台にも小物が置けて大変便利でした。

テレビモニターが大きく、映画やドラマ、ゲームなどのエンターテイメントも充実。ただ、足元が広すぎてテレビモニターが遠くなるので、目の悪い人にはつらいかも。

 ▲座席

離陸後すぐに照明が暗くなり、フルフラットにした状態の写真が撮れませんでした。【北京ーホノルル】間では機材は違いますが座席がほとんど同じ(というか違いがわからない)だったので、そちらの写真でもフルフラットの状態をご確認いただけます。

▲リクライニングの操作パネル。

ドリンクメニュー

さすがの中国茶の品揃えです!!ジャスミン茶が好きなのですが、ものは試しと、聞きなれない名前の「杭白菊花茶」をオーダー。

▲ナッツと杭白菊花茶

味はカモミールティーっぽい感じだなと思いまいしたが、ティーパックいっぱいにお花が入っていて目にも美味しい!

 

今調べたところによると、

「菊花」の健康効果としては、「眼精疲労改善効果」「リラックス効果」「痛風改善効果」「老化防止効果」「美肌効果」などが言われていますが、医薬品ではないので臨床データーはありません。

しかしながら西洋では古くから「洋菊」でハーブティーの「カモミールティー」として親しまれています。

引用元:菊花茶 白(杭菊花) - 台湾茶専門店 台湾茶工房(凍頂烏龍茶・四季春茶等の台湾烏龍茶専門店)

 

ということで、結局のところ、よく知るカモミールティーをたいそうありがたくいただいていました。笑

 

お酒のメニューもありましたが、お酒を飲まないのでチェックせず。まあ、ビジネスクラスなので、たいていのものは揃っているんじゃないでしょうか。←適当。笑

機内食(夕食)

機内食は、21時ごろにサーブされたと思います。

▲機内食メニュー

飛行機に搭乗してすぐ、こちらから「主菜」を選びます。娘にはキッズミールをあえて頼んでいなかったので、今回は4種類のうち3種類をオーダーできました。(キッズミールってたいてい冷凍食品の詰め合わせプレート的な場合が多いので、大人メニューからのとりわけの方がまだヘルシーかなという考えです。)

▲口取り、なすの味噌汁

この御膳が、なかなか美味しい!ビジネスクラスだと前菜から主菜がくるまでに何度もお皿がサーブされたりしてなかなかガチャつくんですが、これはシンプルですっきりしていてよかったです。なすの味噌汁は、フリーズドライタイプの味噌汁をお湯でといたものでした。

▲主菜:かさご酒蒸し生姜あんかけ

これが醤油ベースの優しい味付けで3歳の娘にぴったりでした!私が食べても美味しかったです!

▲中華風野菜炒めブラックビーンソース掛け

英語のメニューだと「vegitarian plate」だったかそんな感じの表記だったので期待していませんでしたが、しっかりめの味付けで山椒がきいていて大満足の美味しさでした!また食べたいくらい。

▲ビーフのクリームソース掛け

夫チョイス。感想を聞くと、「ちょーーー美味しかった」そうです。ということで、主菜は3つとも大当たりでした。

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▲和菓子、フルーツ

和菓子とさっきのカモミールティーとの絶妙なハーモニー。なんだか心をくすぐるラインナップで、ほぼ完食で大満足の夕食を終えました。

▲北京到着前にこの用紙を渡されましたが、これは中国に入国する人のものなので乗り換えの人は書く必要なし。

キッズアメニティ

航空会社によっては子供向けに塗り絵やシール遊びなど簡単なおもちゃをくれるサービスをしていますよね。そこで、「子供用のおもちゃはある?」と尋ねたところ、これを持ってきてくれました。(写っているクレヨンは持参したものです)

 

これ、なんだと思いますか?娘が大喜びで箱を開けると・・・!中身はマグネットでした。これでどうやって遊べと?笑 でも、子供の発想力とは大したもので。マグネットを持って「ブ〜〜〜ン」と飛行機を飛ばす真似をしたり、マグネットの土台とマグネットを型にはめたりはずしたりしてパズル風に遊んだり、空箱にクレヨンを入れてシャカシャカ振ってマラカス風にしたりと、大人が思いもつかないような遊び方で自分なりに楽しんでいました。ちなみにですが、コンドミニアムの冷蔵庫でそのマグネットは現在大活躍中です。笑

 

続いて、北京での乗り換え編です!待ち時間に使用したラウンジについてもレポートしていきます。