YOROZU-KOSODATE

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よろず子育て。子育てのこと。あれこれと。

西原式育児の娘、じんましんが出る!の巻

先日。

 

3歳3ヶ月の娘が通っているプリスクールで夏祭りなるものがありました。

夏祭りといっても、園内に金魚すくいや輪投げなどいくつかの手作り模擬店が用意されていて、通常の保育時間内に行われる簡単なものです。当日、園児は浴衣や甚平を着て登園します。通常の保育時間内なので、保護者の同伴はありません。

 

夏祭りは園児たちみんなが楽しみにしていた夏の一大イベントでしたが、我が家にとっての悩みのタネが、かき氷でした。

 

西原式育児で育てているので、体温以下、ましてや常温以下の食べ物や飲み物なんぞは当然ご法度です。冷蔵庫から出したての果物なんかは、常温に戻したりレンジで10秒くらい軽くチンして食べさせてるくらいですから。アイスクリームや氷の入った飲み物などは、もちろん今までに口にしたことはありません。園に持っていく水筒も、他の子は氷入りのキンキンに冷えた飲み物を持参するなか、娘は40℃前後の番茶を持って行っています。

 

さらに、我が家では砂糖なし育児もしているので、かき氷のシロップなんてご法度中のご法度です。

 

園の方には、「小麦なし・砂糖なしで」と前々から伝えてあったので、当日かき氷を食べさせるかどうか前もって確認されました。

 

普段だったら、即答でNO。

 

しかし、今回ばかりはちょっと悩みました。

 

 

「せっかくのお祭りでみんなが食べてるのに自分だけなしっていうのはさすがにかわいそうだよな・・・」

 

「かき氷なんて、どうせ食べても冷たすぎて自分から食べるのをやめるんじゃないかな・・・(普段から冷めちゃったご飯の温め直しを要求してくるくらいなので。)」

 

「でも、もし美味しいと感じて、今後かき氷を見るたびにねだられたら面倒なことになるよな・・・」

 

揺れ動く母。親同伴なら、ちょっと気を紛らわして違う方に連れて行ったり、代替の果物なんかをサッと用意してあげれば余裕でかわせる場面ではあるのですが、同伴できないのでさすがに先生につきっきりになってもらうわけにもいかないしで。

 

で、結局、かき氷をOKにしました。ただし、器にほーーーんのちょびっとだけ氷を入れてもらい、お情け程度にいちごシロップは2滴くらい垂らしたものを与えてください、とお願いしました。

「わかりました、テイスティング程度ですね〜!」と先生から了解を得ました。

 

当日、浴衣を着て娘はウキウキで登園しました。→のちに、夏祭りの様子をたくさん写真で見ることができたのですが、写真を見てびっくり!

 

娘、結構ピンクに染まったかき氷を食べているではありませんか!!笑

まあ、先生方も大人数の子供をみている中なのでね、責めるつもりなんて一切ないんですよ。ただ、母は写真を見て、ぶったまげました。笑

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↑決定的瞬間。笑

 

砂糖なし、化学調味料や着色料などの添加物一切なしでこれまでやってきましたが、娘、3歳3ヶ月にして着色料やら甘味料やら冷たいものやらを一気にデビューしてしまいました。

 

 

 

家に帰ってきた娘に、

 

「今日、なんか冷た〜いもの食べなかった?」

 

と聞くと、

 

「うん!冷た〜〜〜いの食べた!」「いちご、おいしかった!」

 

と、大興奮で話してくれました。^^;

 

 

娘は園での夏祭りが本当に楽しかったようで、無理にかき氷を取り上げなくて正解だったかな〜なんて思ったりもしました。

 

まあ、3歳だし、これからこんな機会もちょっとずつ増えていくのは仕方ないのかな〜と。

 

 

しかし、事件は夜に起きたのです。

 

 

夕食中、「なんか足が痛いな〜」と言いながら足を気にかけている娘。

 

どれどれ?と見てみると、足の広範囲にじんましんが出ているではありませんか!

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(こういう写真が苦手な方、ごめんなさい。あえて画像は小さくしました)

 

太腿、膝の裏、スネ、足の甲、腕の内側などあっという間にじんましんが広がっていました。

 

もともと娘は運良く肌のトラブルとは無縁で、乳児湿疹やアトピーなどに悩まされることもこれまで特にありませんでした。(唯一、風邪の病み上がりに卵を食べて顔中じんましんになったことはありました。)

 

じんましんが出た時は、おにぎり、納豆、にんじんとおくらの煮物を食べていました。納豆は一時期やめていましたが、3歳になってから再開して、問題なく食べていました。食材的にあやしいのは納豆やおくらぐらいかな?と思いましたが、ひとまず食事を中止し、ソファに横になっててもらいました。

 

40分くらいでじんましんは引いたので一安心。

 

普段大丈夫な食材でじんましんが出たので、日中食べたかき氷のせいなんじゃないかと疑う母。

 

冷え、怖え〜〜〜!!!!

 

その後も、就寝前と、翌朝の朝食後にもじんましんが出て、それぞれ40分ほどで症状は引きました。

 

じんましんは食べ物やストレスが原因だとよく言われてはいますが、本当の原因は医者でも特定ないと言われているそうです。だから、よく「ストレスですね」で片付けられてしまうケースが多い。

 

医者でも原因が特定できないくらいなのにど素人の私が言うのもなんですが(笑)、今回は、食事を摂っていない就寝前にもじんましんが出ているので、食材が直接的な引き金になっているわけでもなさそうだなと思いました。

 

西原式育児的観点から考えると、冷えや体に合わない食べ物やストレスにより腸内環境が悪くなることでアトピーやイヤイヤなどの様々なトラブルが引き起こされます。じんましんもその一つ。

 

なので、やはり日中のかき氷で腸を冷やしてしまったのが原因ではないかなと思えてしまうのです。

 

まあ、夏祭りが楽しくてはしゃぎすぎて、その疲れからきているものだとしたら、かき氷を食べていなかったとしてもじんましんは出ていたかもしれません。

 

かき氷がじんましんの直接的な原因ではなかったかもしれませんが、私の中では切り離して考えることができないのです。

 

今回じんましんが出てしまいましたが、ずっと機嫌もよく、イヤイヤ反応もなかったので、軽く済んでよかったです。

 

ただ、西原式育児っ子には、かき氷デビューはまだ早すぎたかな〜と思いました。反省反省。

 

世の中には1歳でもアイスを与えている家庭もあるわけで、3歳でかき氷のどこが悪いの?!なんていうご意見もあるでしょう。

 

西原式育児をすることで逆にひ弱になっているんじゃない?なんて思われてしまうかもしれませんが、私は、西原式育児は将来の健康のための先行投資だと考えています。

 

小さいうちから氷水やアイスなどの冷たいものに慣れている子供は、今はなんの症状も出ていなかったとしても、ただくすぶっているだけで、将来、花粉症や肌トラブル、そのほかの未病や疾病となって出てくる可能性もあるかもしれません。

 

冷えに慣れさせるよりも、冷えから守ることの方が将来の健康には大事だと私は考えます。

 

まだまだ温かく育てていかなきゃいけないなと改めて考えさせられる事件でした。逆に、一早くじんましんとして体内のSOSを発信してくれてよかったとすら思えます。

 

 

まとまりもなく、ただだらだらと書いてしましたが、最後に一言。

 

 

 

冷え、怖え〜〜〜!!!!

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました^^;