娘が3歳になりました。ようやく西原育児でいう「乳児としての完成」を迎えました。「乳児」ですよ、「乳児」。世間一般よりもゆっくり大事に育てていく西原式なので、まだまだ食事内容には気を配ってあげたいところです。
近頃の食事内容や発育状況などを記していきます。
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3歳からの食事情
食事に関しては、前回の成長記録でご紹介したものとほとんど変わりありません。粉ミルクも、食前に180ml(4回/1日)を飲んでいます。
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粉ミルクは何歳まで飲んでいいのかなとふと思いますが、西原式では、欲しがるまであげていいと一応なっています。家では哺乳瓶で飲んでいますが、外出先ではコップで飲んでいます。「なに飲ませてるの〜?」と聞かれると、牛乳の代用で〜とか、アレルギー用のミルクとか、適当に答えています。
変わった点といえば、2歳8ヶ月の時はおにぎりに塩はついていませんでしたが、最近は塩むすびにグレードアップ。あと、これまでの味付けは塩と味噌だけでしたが、3歳になってからは調味料に醤油とみりん(ほんの少〜し)を使うようになりました。
家でのタンパク源は、豆料理ばかりです。まだ粉ミルクを飲んでいるので、アミノ酸は粉ミルクから取れているのでまあしばらくはこのままでいいかなと思っています。アミノ酸に関してはこのあたりを読んでいただければと思います。
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西原式離乳食を取り入れてからは一度やめていた納豆やひじきも、3歳になってからあげています。納豆もひじきも大好き!しかし、ひじきはヒ素の含有について懸念もあるので、料理に使う回数は控えています。(月に3回くらい)
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やはり腸が以前より成長しているためか、3歳になってからは納豆を食べても便が黒っぽくならなくなったし、納豆のつぶつぶが便に残らなくなりました。ほぼ毎日黄金便です。
それと、西原式離乳食を取り入れるにあたって色々と調べていく中で、ムチンを含む食材(山芋、オクラなど)も未熟な腸にはよくないとどこかで読んだ記憶がありやめていましたが、3歳からはれんこんやオクラを再開しました。(どこで読んだのかわかれば出典元を明記したいです。)
西原式では、2歳半頃から魚の摂取はOKになっているので、外出先や旅行先ではたまに魚を取り分けたりしています。あと、3歳になってからはホテルの朝食でゆで卵もあげています。外で魚や卵を食べているので、家ではもっぱら豆料理でいいか、となっています。頻度としては、週1で魚や卵、その他は豆料理といった感じです。
どうしても豆料理が多くなってしまうので、そうすると今度は「大豆アレルギー」の懸念も出てきます。その点で、3歳からは納豆やテンペといった発酵大豆食品も取り入れています。
乳製品と小麦はいまだに控えています。
3歳おやつ事情
おやつには、日によって旬のとうもろこしや枝豆、そら豆などを食べています。そら豆は、生の状態でさやから豆を出すところから手伝ってもらっています。モンテッソーリでいう「おしごと」的な感じですね。食べるのも好きですが、さやから豆を出すのも、食べるときに皮をむくのも楽しいみたいで、熱中しています。
相変わらず市販の砂糖まみれのお菓子は与えていません。外出先では、以前にご紹介している玄米コロコロやおやさいりんぐ(生後9ヶ月向け)を食べています。いまだにおやさいりんぐでテンションブチ上がる娘です。笑
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お弁当の献立
日中の5時間、週4日で娘が幼児教育施設に通い始めました。お昼ご飯は、業者のお弁当(1回500円)か持参のお弁当かを選べます。もちろん我が家は持参のお弁当です。
もともとお弁当の温め直しは行っていない施設でしたが、個別にお願いして娘のお弁当は温めていただいています。(いくつか施設を見学して、温め直しの対応をしてもらえる施設に決めました。)
さすがに粉ミルクは調乳してもらっていないので、幼児教室のある日はお昼の1回分の粉ミルクは飲めていません。でも、不思議とそういう日はこちらから聞かなくてもイレギュラーで晩御飯のあとなどに粉ミルクをリクエストしてくるので、量は保てています。
お弁当は、家で食べているものと同じで、「煮野菜2〜3種」「豆料理」「おにぎり」をジップロックのタッパーに詰めているだけです。基本メニューが決まっているので、献立には苦労していません。というか、食べられるものも決まっているので、悩むほどのレパートリーがない。笑
お弁当の献立と、使用した調味料をカッコ書きで記します。
・おにぎり(100g)【塩】
・かぶとブロッコリー【塩】
・ベビーコーン
・切干大根とれんこんとテンペの煮物 【醤油、みりん少々】
・メロン(写っていませんが)
・おにぎり(100g)【塩】
・かぼちゃとインゲンの醤油煮【醤油】
・とうもろこし
・テンペとひじきの煮物【醤油・みりん】
・メロン
・おにぎり(100g)【塩】
・にんじんといんげん【醤油】
・高野豆腐【醤油】
・レンズ豆とかぼちゃの煮物【味噌】
・メロン
・おにぎり(100g)【塩】
・かぼちゃと大根の醤油煮【醤油】
・枝豆【塩】
・にんじんとミックスビーンズのトマト煮【塩】
・ゴールデンキウイ
・おにぎり(100g)【塩】
・オクラとジャガイモの醤油煮【醤油】
・ベビーコーン
・豆とひじきの煮物【醤油・みりん】
・メロン
3歳のお誕生日ケーキ
3歳のバースデーケーキです。せっかくのお誕生日なので何かしらグレードアップしたケーキにしてあげたい気持ちもありましたが、結局、2歳のお誕生日と変わらない娘専用のケーキにしました。小麦・砂糖・乳製品なしです。
たまにおやつで食べている米粉パンケーキ(サツマイモとリンゴ入り)に水切りした豆乳ヨーグルト(市販)をのせただけ。一応2段重ねです。砂糖はおろか、はちみつ等も一切使ってません。それでも娘は、「わー!ぱんけーきのけーきだー♡♡♡」と大喜びで食べてくれました。
せっかくなので2歳のバースデーケーキも。
あれれ、バナナとブルーベリーが3歳のときより多い。笑 内容はまったく同じで、米粉パンケーキに豆乳ヨーグルトを塗っただけです。
ついでに、1歳の誕生日。
こちらは、特注した2段ケーキ!大人が15人くらいいましたが、食べきれないほどでした。もちろん、娘用は別で。
この頃は西原式を知っていながら取り入れていなかった時期なんですよね。西原式であれば、本来豆類もNGな時期ですが、豆乳ヨーグルトを使ってしまっています。フルーツは与えていなかったので、この日初めていちごをあげました。いちごにはチョコペンで名前が書いてあります。チョコのついたいちごは、もちろん娘にはあげてませんよ〜。
成長や発達に問題はないの?
さて。こんな食事で本当に成長には問題ないのか、というのが気になるところですよね。体つきだけでなく、脳の発達に悪影響はないのかなど、母子手帳通りでない西原式に不安はつきものですから。
幼児教育施設に通いだして先生方によく言われるのは、娘の体力が半端ないらしいです。クラスは異年齢ミックスなので1歳半から6歳までの子がいますが、いつも5歳6歳の男子に混ざって走り回っているので、運動量が半端ないそうです。ヒップホップダンス(全然ヒップホップじゃないw)のクラスもあり、3、4歳の子たちは途中で気がそれたり疲れて休憩する子がほとんどの中、5歳6歳の子に混じって最初から最後まで熱中して踊っています。あの質素な食事内容でありながら、体力面では一切問題ないようです。ただし、粉ミルクを飲んでいれば、という前提にはなると思います。
もともとおしゃべりをし出すのが遅めの娘でしたが、最近では驚くほどたくさんおしゃべりをするようになりました。幼児教室で習ってきた英語の歌や英語のフレーズなんかも家でよく口にしています。いっちょまえに、私に「Sit down, please.」「What's this?」なんて言ってきますよ。笑
後日3歳児健診があるので、身長・体重、診察や歯科健診の結果などは、健診後にもう少し詳しくレポートできるかなと思います。
【追記】3歳児健診を受けて来ました!
▶︎【3歳児健診】当日の流れと内容は?〜健診当日編〜【東京都世田谷区】 - YOROZU KOSODATE
衣類事情
西原式育児では、食べもの以外にも「冷やさない・締め付けない」ことが重要とされています。
そのことを前提に、娘のインナーには、いまだに股下にボタンのついているロンパースタイプのもの(+腹巻き)を着させています。抱っこで持ち上げようが寝相が悪かろうが、物理的にお腹が出ないので、こちらとしても余計な心配をする無駄が減っていいです。街中で「あれれあの子お腹丸出しじゃないの〜!」っていう子を見かけるたびにヒヤヒヤしている私です。普通のシャツだと、抱っこするときに洋服が持ち上がってお腹が丸見えになっちゃうんですよね。ベビーカーの上げ下ろしとか、車のベビーシートの上げ下ろしとか、意外とお腹が出ちゃうタイミングって多いんですよね。
一度、ロンパースじゃトイレのときに邪魔かな?と思い、普通のタンクトップタイプ(+腹巻き)を試しましたが、日常のことあるごとにお腹が出る出る!もう、ヒヤヒヤものでしたよ。なので、ロンパースに逆戻りです。ロンパースでも、トイレの時は器用に自分でくるくると持ち上げて上手に便座に座ってくれるので、今のところはロンパースのままでいいかなと落ち着いています。
ちなみにですが、ロンパースはH&Mのものです。コットン100%で男女デザインがあるので、なかなかいいですよ。H&Mのロンパースインナーは105cmまでサイズ展開があるので、3歳でも着られます。ただ、今105cmのものを着させているので、これがきつくなってきたらいよいよロンパース卒業かな〜なんて思ってます。(ボタン外したままならまだまだいけるかな〜とも思ってますが。笑)
腹巻きには、こちらを使っています。
「コットン腹巻き」という名前ですが、素材は、コットン60%・レーヨン35%・ポリウレタン5%で、対象年齢は0歳から小学校低学年。これを、ロンパースの上に重ねて着させています。腹巻きは0歳の頃から色々と買って試してきましたが、伸びが悪くてお腹を締め付けてしまうのもばかりでした。そんな中、これがいちばん柔らかくて伸びがあって、お腹を締め付けないので良かったです。1歳になるちょっと前頃からずっとこの腹巻きを愛用してます。コットン100%ではないですが、ロンパースの上に着ているのでまあいいかなと思っています。
イヤイヤ期?まだまだ【よゆー】の我が家です。
以前、こんな記事を書きました。
▶︎【2歳8ヶ月成長記】魔のイヤイヤ期?我が家はいまのところ楽勝です【西原式育児】【砂糖なし育児】【ベビーサイン】 - YOROZU KOSODATE
記事のその後のお話です。
「魔の2歳児」なんていう言葉がありますが、イヤイヤ期というイヤイヤ期は2歳台では実感がありませんでした。西原式、ベビーサイン、砂糖なしをやってきた成果かな、なんて思っています。奇声をあげるとか、今までに一度もないです。電車やバスも、騒がないしちょこんと座っててくれるのでとっても楽です。
しかし、ホッとしていたのもつかの間。世間には、「魔の2歳児・悪魔の3歳児・天使の4歳児」なんていう言い回しもあるそうですね。つい最近知りました。笑
「魔の2歳児」が嘘のようにラクに通り過ぎて安心していましたが、果たして娘は「悪魔の3歳児」へと豹変するのでしょうか。もちろん、今はそんな気配は微塵も感じないのですが。
私個人の憶測にすぎませんが、世に言う「悪魔の3歳児」の大きな要因の一つに、砂糖まみれのお菓子もあげられるのではないかなと思っています。世間一般的には、3歳にもなると色んなお菓子を解禁していて、与える量も増えている時期だと思うので。スーパーの吊り下げお菓子とか、裏の表示見たことありますか?「1歳からの〜」と書いてある製品ですらばんばん砂糖が入っちゃってます。まだまだ発達が未熟で脳の「抑制機能」がうまく働かない状態の中で砂糖をむやみに摂れば、血糖値が乱高下して情緒不安定になりやすくなってしまいますから、それがイヤイヤとなって表れるのは必然ですよね。よく電車やバスでベビーカーの子供にお菓子を食べさせてる人を見かけますが、お菓子でつると、血糖値があがってもっと興奮しやすくなるので逆効果ですよ〜。4歳頃になってようやく脳の「抑制機能」がうまく働き出すようになるまでは、砂糖は控えるべきじゃないかなと思うんですよね。子供のためにも、親自身のためにも。
ま、そんなことを言っておきながら、このまま我が家で【砂糖なし育児】を続けたにも関わらず娘が「悪魔の3歳児」に豹変したら、この仮説は崩れることになりますね。今後のレポートにご期待ください。^^;
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