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【砂糖なし育児】娘、4歳7ヶ月のおやつ事情。

【西原式育児】で育ち、【砂糖なし育児】を実践中の娘が4歳7ヶ月になりました。我が家の最近のおやつ事情についてまとめます。

《関連記事》

▶︎【西原式育児】3歳になりました。相変わらずの質素な食事。バースデーケーキはどうする?【砂糖なし育児】 - YOROZU-KOSODATE

▶︎【2歳8ヶ月成長記】魔のイヤイヤ期?我が家はいまのところ楽勝です【西原式育児】【砂糖なし育児】【ベビーサイン】 - YOROZU-KOSODATE

【おやつ】について改めて考えてみる

我が家の最近のおやつ事情のレポートに入る前に、【砂糖なし育児】に関連しそうな情報の共有から始めさせていただこうと思います。

ベビーフードの糖分をWHOが警告

こちらにベビーフードの砂糖の添加について触れた記事がありますので、ひとまずご一読ください。

(参考記事:外部サイトのページが開きます)

ベビーフードに過剰な糖分、WHOが警告 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

こちらの記事では、ベビーフードの砂糖の添加について警告するとともに、

 

砂糖菓子と果汁や濃縮ミルクを含む甘味飲料には3歳未満の子ども向けの製品ではない旨を表示すべきだとも主張している。

 

というWHO(世界保健機関)の主張が報告されています。

 

この記事を読んだときは、もう、本当にその通り!よくぞ言ってくれた!と思いました。【砂糖なし育児】に強い援護がついた気分です。

 

我が家のように4歳を過ぎても【砂糖なし育児】をしているのはちょっとやりすぎだと思われることもあるかもしれませんが、やはり、3歳未満の子供に砂糖を含んだお菓子や飲料を与えるのはよくないということを、もっと世間が知るべきだと思います。世の中のお母さんたちのためにも、条例か何かで砂糖の使用を禁止してほしいぐらいです。

 

「1歳からの◯◯」と名のつくようなスナックやおせんべいはほとんどが甘味料が添加されているし、ベビー向けのヨーグルトなんかも、甘く味付けされてますよね。企業は子供を砂糖漬けにしてまでよっぽど商品を売りたいのでしょうね。砂糖は麻薬と同じように脳の興奮を引き起こし、中毒性をうみます。タバコやお酒、マリファナや覚醒剤などの禁止薬物と同じように砂糖は直接的に脳に作用して依存性を引き起こすという研究の報告もあるようです。子供を砂糖中毒にしてまで商品を売りたい企業と、知らずのうちに我が子を砂糖中毒にしてしまっているお母さんという悪循環。売る目的ではなく、本当に子供のことを考えて製品開発をしてくれる企業が増えれば子供のイヤイヤに悩まされるお母さんたちも減ると思うのですがね。

ジュースについて

飲み物に関しても、我が家では市販のジュース類はまだ一切解禁していません。どこに行くにもホットの三年番茶を水筒で持ち歩いてます。(西原式育児の観点から、体温以下の飲み物は体に毒なので基本ホットです。)唯一、黒くなってきたバナナが余ったときに家でバナナジュースを作ります。材料はバナナ、豆乳、水のみ。自家製バナナジュースは4歳4ヶ月頃から解禁しました。例外で、風邪の時は薄めた甘酒も飲みます。

 

ジュースに関する記事も一応ご紹介しておきます。

(参考記事:外部サイトのページが開きます)

果汁100%でもダメか。仏の研究で、甘い飲料とがんリスクの関連が示される(片瀬ケイ) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

この手の記事を全て鵜呑みにしていくと、「あれもダメこれもダメで、じゃあ一体何を飲めば(食べれば)いいのよ!」となって、それが逆にストレスになってよっぽど健康によくないんじゃないかなんて思う方もいるかもしれませんね。でも、すでにジュース類を与えているご家庭であれば、ゼロにするのは難しかったとしても、毎日飲ませているなら与える曜日を決めたり特別な日だけにするなど、頻度を減らす、量を減らすといったことから少しずつ始めていくといいかもしれませんね。歯の健康面から考えても、ジュースを常飲するのはよくないのかなと私は思ってしまいます。

参考▶︎フッ素塗布は必要なし!子どもに歯を磨かせなかった歯科医の話。【砂糖なし育児】 - YOROZU-KOSODATE

 

「子供に与えたくないものは家に置かない」、「子供に与えたくないものは子供の前で飲まない・食べない」これが【砂糖なし育児】を実践する上で一番シンプルで簡単な方法です。

我が家のおやつ事情

それでは、最近の娘のおやつを写真つきでご紹介していきます。【砂糖なし育児】を実践中なので、今でも砂糖が入ったおやつは与えていません。食塩を使ったおやつに関しては4歳2ヶ月頃から解禁したので、以前に比べると少しバリエーションが増えています。

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茨城県産 干し芋 平切り切甲(せっこう)2袋セットで たっぷり 400g 

家での定番おやつです。 プリスクールから帰ってくると、この干し芋を軽く温めたもの5切れと、バナナやみかんなどのフルーツからどれか1つを自分で選んで食べるのが最近のルーティーン。家に焼き芋があるときは、焼き芋とフルーツを食べています。

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▲HappyBABYのpuffs(オーガニック・グルテンフリー)

家&外出時の定番おやつです。干し芋がない時期はこちらが家での定番おやつになっています。外出時は食べる分だけタッパーに入れて持ち歩いています。似た製品もたくさんありますが、このメーカーのオーガニックの製品以外は砂糖(例えばケーンシュガー)が添加されているものがほとんどなので、お気をつけくださいね!我が家ではiHerbで購入して常にストックしてあります。(こちらから購入できます。▷https://iherb.co/8TaMEGEb

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ムソー 有機玄米フレーク プレーン(150g)

原材料は有機玄米(国内産)のみ。何もかけずにそのままスナックとしてあげています。味のない薄っぺらいひなあられといった感じですが、すでに塩入りおやつを知った娘でも美味しいようでリクエストされます。

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メイシーちゃんのおきにいり きらきら星のおせんべい、むき甘栗、メイシーちゃんのおきにいり うみのおさんぽ、プレミアムクラッカー、プルーン

 

きらきら星のおせんべいとうみのおさんぽは、食塩が入ってます(4歳2ヶ月で解禁)。どちらも外出時用。「きらきら星〜」は量が多いので必要分だけタッパーに入れて持ち歩きます。プレミアムクラッカーは我が家では唯一小麦を使っているスナックです(4歳6ヶ月で解禁)。クリスマス会などの子供の集まりがある時やホテルに宿泊したときなど、たま〜のお楽しみ程度であげています。(サンタさんからのプレゼントの中にもプレゼントに添えて入れました。ただのクラッカーで大興奮&大喜びする4歳児。笑)

小包装のプルーンは、持ち運びに便利で娘の大好物。お腹がゆるくなるといけないので、あげたとしても1日最大3個までにしてます。(何個食べるとお腹がゆるくなるのかはわかりませんが。)

むき甘栗は、安定の美味しさの定番おやつ。栗は中国産が多いので産地を気にされる方もいるかもしれませんね。私の場合は、国産で砂糖を使ったものよりも、中国産(有機)で砂糖不使用・原材料は栗のみのものを選びます。これは、意見が分かれそうですが。

 

無添加のレーズンなんかもそろそろあげてもいいかな〜と思いつつも、レーズンは甘みが強いのでまだおやつとしては与えていません。

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▲カマンベールチーズ

おやつの位置付けでカマンベールチーズを4歳6ヶ月で解禁しました。それまではそもそも粉ミルク以外の乳製品をあまり与えてきませんでした。ベビーチーズなどほとんどのチーズ製品には乳化剤が入っていますが、カマンベールチーズだと入っておらず、原材料は乳と塩のみ。娘、カマンベールチーズにどハマりしてます。小包装タイプは保冷剤とともに持ち歩けるし、包み紙に入っている感じがチョコレートの銀紙を剥いて食べる感じにも似ていてワクワク感アップ。たま〜のお楽しみ程度でクリスマス会などの子供の集まりや特別なときにあげています。娘用のおせちにも入れました。

砂糖おやつをもらったらどうするべき?

子供の集まりやプリスクールの帰り際など、事あるごとに娘がおやつをいただいてきます。【砂糖なし育児】をしている中で一番心苦しい場面です。

 

4歳になるまでは、雑貨とおやつの詰め合わせをいただいたりするとおやつだけをそっと抜き出して雑貨だけを娘に渡すなんてこともしていました。でも、娘が4歳を過ぎた頃からはそのまま娘に渡しています。すると、袋に入ったおやつを見て、「これ、〇〇(自分の名前)はまだ食べられないやつだもんね。」と娘は言います。これまで「やだやだ絶対に食べたい〜」というようなだだをこねたことが一切なく、聞き分けがよくてすんなり諦めてくれる娘が、逆に不憫に思えてしまう。

 

そこで、娘がいただいてきたおやつと娘が食べられる砂糖なしおやつとで「こうかんこ制度」を始めてみました。

 

例えばこんな感じで、同じサイズ感やボリューム感でこうかんこします。

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▲小袋スナックをうみのおさんぽとこうかんこ。

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▲キャンディーやラムネをプルーンとこうかんこ。

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▲棒状おやつ2個をむき栗1袋(45g)とこうかんこ。

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▲大きめのパッケージお菓子をプレミアムクラッカー(2切れ×5枚入り)とこうかんこ。

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▲小分けお菓子いくつかをカマンベールチーズ1つとこうかんこ。(今のところチーズはスペシャルな立ち位置なので高コスト。)

 

ちなみにですが、こうかんこは強制ではありません。例えばハロウィンのパッケージなど、娘自身が「食べられない」とわかっていても、持っているだけでわくわくするようなお菓子もあるので、そういう娘にとって大事なものはそのまま娘が自分で保管してます。(保管場所は自分のおもちゃのキッチンの扉の中。)健気すぎるのですが、今まで隠れて食べちゃうということも一度もありませんでした。家にお友達が遊びに来たときには、自分のキッチンから「大事な食べられないおやつ」を出して来て気前よく友達にプレゼントしたりもしてます。

 

食べられないお菓子を手元に残しておくのも、目の前の自分の食べられるお菓子と交換して食べるのも、娘の判断に任せています。「大事な食べられないお菓子」も自分の中での旬が過ぎると「ママ、これこうかんこする〜」と自分から持ってきます。私自身でも驚くほど素直な娘なので、このおやつのこうかんこ制度が成り立っているのかなと思います。

いつまで続ける?砂糖なし育児。

そもそも、いつまで【砂糖なし育児】を続ければいいのでしょうか。

 

我が家に関しては、特に何歳までなどと期限を設けて【砂糖なし育児】を始めた訳ではありませんでした。小学校にあがると友達の家で勝手に食べるようになるとか、そういう話もよく聞きます。「家でおやつ禁止の子が、うちに遊びに来たときにここぞとばかりにおやつを食い漁っていくので困る」などといったネットの書き込みも目にしたこともあります。笑

 

私自身が【砂糖なし育児】を始めたきっかけが、子供のためであるのと同時に、砂糖の悪影響のせいでイヤイヤ反応を起こす子供に自分自身がイライラしたくない、というものでもありました。自分のキャパの小ささは私が一番わかっていたので。

 

それが功を奏したのか、本当にイヤイヤ期というイヤイヤ期を経験した記憶もないし、癇癪を起こされて困るというようなことも一切ありませんでした。なんといっても、うちの娘、本当に育てやすい!素直で優しくて。(もちろん、もともとの性格もあるかもしれないし、今後その性格も変わっていくこともあるでしょうが。)

 

脳の発達が未熟な時期(=イヤイヤ期)は本当に砂糖の摂取は避けたほうがいいと思います。本当に子供の扱いが楽です。娘に関していえば、一応その時期は過ぎているので、もう少し【砂糖類規制】をゆるめてもいいのかもしれません。でも、脳の発達だけでなく、歯の健康面から考えても、やっぱり【砂糖なし育児】は続けたいところです。せめて親の目の届く時期(小学校に上がるまで?)までは【砂糖なし育児】を続けたいな〜とは思いますが、娘の成長とともに娘の反応もみつつ、娘にとっても私にとっても無理のない範囲で続けていければいいのかなと思っています。

 

私自身の食生活で言うと、平日は砂糖やハチミツ、メープルシロップといった甘味料全般や化学調味料・添加物は一切なしで、休日や旅行先では自分に甘くご褒美♪的な感じでお菓子やケーキなど食べてもオッケーというような感じで過ごしています。将来的に娘の砂糖おやつを解禁にしたとしても、特別な日だけとか、曜日を決めるなどして、「いつでもどこでも食べ放題状態」にはしないでいきたいなと今のところは思っています。

 

ちょっとまとまりがなくなってしまいましたが、最近の我が家のおやつ事情についてのご報告でした。

 

次回は、娘の成長記録と食事内容に関してご報告させていただこうと思います。

▶︎娘、「おねーちゃん」になる。&4歳7ヶ月の成長記録。【西原式育児】【砂糖なし育児】 - YOROZU-KOSODATE