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ベビーサインでイライラが減る?!赤ちゃんと楽しくコミュニケーションを。

いつでもニコニコ笑顔のママでいたい、、、誰もがそんなママでいたいと思いますよね。でも、そんな気持ちとは裏腹に、気づくとイライラしてしまうこともあり、そんな自分に気づいてさらに自己嫌悪に陥ってしまうこともあったり。なかなか一筋縄ではいかないですよね。

 

でも、ベビーサインが、そのイライラを少しでも減らす手助けになってくれるかもしれませんよ!

ベビーサインで赤ちゃんとコミュニケーションを。

赤ちゃんは口の周りの筋肉などが十分に発達していないので、思うように話すことができません。しかし、話せない=伝えたいことがない、というわけでは決してありません。その赤ちゃんとの意思疎通を図れる一つの手段が、ベビーサインです。言葉は話せなくとも、身振り手振りに表情も合わせて使って、赤ちゃんと手話でお話ができるのです。

赤ちゃんが手話?ありえない?

もちろん、赤ちゃんが勝手に手話をしだすということはありえません。まず、赤ちゃんに手話を覚えてもらうのです。サイン教室では、先生が赤ちゃんに手話を教えるのではなく、"赤ちゃんに手話を教えるコツ"をお母さんが習います。例えば授乳のたびにおっぱいのサイン<胸の前で手をグーパーする>を、「おっぱいしようね」といいながらお母さんが赤ちゃんに見せます。何度も繰り返すうちに、<おっぱい>と<胸の前で手をグーパー>のサインが赤ちゃんの中で紐づけられます。しばらくすると、赤ちゃんの方からおっぱいが欲しい時に手をグーパーさせて<おっぱい>のサインをしだすのです。赤ちゃんにサインを教えるのは、あくまでお母さんなのです。

 

まだお話のできない赤ちゃんが見せてくれる初めての<おっぱい>のサインは、何物にも代えがたい、とっても愛しいものですよ。

ベビーサインが楽しい育児のきっかけに

ベビーサインを通して母子の関係がより密になることで、様々な効果があるとされています。

 

・赤ちゃんとママの双方の思いが伝わりやすいので、双方のストレスが減る。

・赤ちゃんが「人と関わる」ことに興味を持つ。

・脳の発達を促す。

・言葉の意味の理解が早まる。

・赤ちゃんの変化にいち早く気付けるようになる。

・親子の強い絆につながる。

 

実際にベビーサインをして、数多くの恩恵が受けられたと感じるママも多いようです。

パパを上手に口説こう

ベビーサインの教室に通いたいと思った時に、ママだけの判断だけではなく、家族、特にパパへの相談が必要になってくることもあるかと思います。その場合、ベビーサインがどういうものなのか説明し、ベビーサインがどれほど素晴らしいものかを上手に伝えられなければ、パートナーから「Go」サインを出してもらうことは難しいでしょう。

 

実際に私がサイン教室に通ったときは、通っていいか事前に夫に相談しました。「赤ちゃんがサイン?なにそれオカルト?」みたいに思われるだろうな…と思っていた私でした。しかし夫の反応は、真逆でした。ベビーサインが、手話が元になっていると説明したところ、「手話を習うのは素晴らしいことだと思う。子どもにとっても、自分たち親にとっても。英語が国際言語であるように手話も大切なコミュニケーションツールだよ。自分も習いたいくらい!」と言ってくれました。「どうせバカにされるかな」なんて思っていた自分が恥ずかしいくらいに、大きな理解を示してくれた夫に今でも感謝しています。ママのひとりよがりだなんて思われないよう、家族からの理解も得て、せっかくなら家族一丸となってベビーサインに取り組みたいですね!

パパにこそ!ベビーサインが役立ちます。

赤ちゃんの月齢が低いほど、必然的に赤ちゃんはママと密に関わる時間が多くなりますが、その反面、パパは蚊帳の外の人物になりがちではないでしょうか。しかし、ベビーサインを通して、パパも育児の中心人物になれるのです。

 

「ベビーサインなんてなくたって、お腹がすいて泣いているのか、眠くて泣いているのか、赤ちゃんの表情を見たらすぐにわかるわ!」というママもたくさんいるでしょう。実際に私もそう思っていましたし、自分は赤ちゃんのことがよくわかっている、という自信もありました。しかし、育児をするのは自分一人ではないですよね?ベビーサインを通して「なぜ泣いているのか」がパパにもわかれば、パパの育児に対する自信にもつながることでしょう。「ママ〜、なんか泣いてるよ〜(と、赤ちゃんをママにパス)」から、「(<ミルク>のサインを見て、)お腹が空いて泣いてるみたい。ミルクあげておこうか?」と、パパが育児に積極的に参加できるきっかけづくりにもベビーサインが役立ちます。また、数時間預けた実家から赤ちゃんが泣き止まずぐずって仕方ないと電話がかかってきて、「祖母:こんなサインしてるけどなんて意味?」「ママ:それは、<もっと>の意味だよ。まだお腹がすいているのかも。」「祖母:おかわりあげたらケロッと泣き止んだわ!助かった!」なんていうケースもあります。

 

パパや家族とベビーサインを共有することで、ママ以外も育児に積極的に関ることができます。それは、ママの負担が減るということにもつながります。上手に周囲を巻き込んで、ベビーサインのある生活を家族みんなで楽しみたいですね!

 

 

サイン教室には「ベビーサイン教室」と「ファーストサイン教室」の2種類があるのをご存知ですか?次回は、それぞれの教室についてご紹介していきます。

 ⇨<徹底比較>ベビーサインとファーストサイン - YOROZU KOSODATE