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教室に通わないといけないの?〜自分でもできる!ベビーサイン!(1)〜

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教室に通わないと赤ちゃんにベビーサインを教えることはできないのでしょうか。

答えは、、、

 

NO!

 

です。その理由と注意点をご紹介致します。

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ベビーサインは教室に通わなくちゃいけないの?

「サイン教室に通ってみようかな…」とお悩み中の方にも、自分で調べてやってみる派!の方にも朗報です。実は、ベビーサイン(ファーストサインを含む)は教室に通わなくても自宅でできるんです!なぜなら、教室に通っている方もそうでない方も、実際にサインを赤ちゃんに教えるのはお母さん自身だからです。教室では、先生が赤ちゃんに直接サインを教えるのではなく、お母さんがサインの教え方のコツを習います。

 

ここでは、自宅でもご自身で赤ちゃんにサインを教えてあげられるように、ベビーサイン教室とファーストサイン教室の双方に通った経験から、赤ちゃんにサインを教える際のコツやポイントをお伝えしていければと思います。

 

第一回▶︎教室に通わないといけないの?〜自分でもできる!ベビーサイン!(1)〜 【このページ】 

第二回▶︎サインを決めよう!〜自分でもできる!ベビーサイン!(2)〜 - YOROZU KOSODATE

第三回▶︎ベビーサインは教え方が重要!教え方のコツや裏技も!?〜自分でもできる!ベビーサイン!(3)〜 - YOROZU KOSODATE

第四回▶︎本当に使えるサインの実例公開!〜自分でもできる!ベビーサイン!(4)〜 - YOROZU KOSODATE

サインを始める前に

ベビーサインの適齢期

ベビーサインには適齢期(生後6ヶ月から1歳半まで)があります。早ければ早いほどいい!というものでもありません。実際には生後8ヶ月頃から始めるのでも遅くはないと思います。(我が家は生後11ヶ月弱でのスタートでした。)生後8ヶ月頃の赤ちゃんにとっては、目と耳を同時に働かせるのがまだ難しい時期です。生後9ヶ月頃から徐々にママの声を聞きながらサインも見られるようになってきます。この頃からが、ママのサインの見せどきです!まだサインをしてくれなくても、赤ちゃんがサインを見せてくれることを信じてママは一日に何度もサインを見せましょう。

 

初めてサインを見せてくれるのがだいたい生後10ヶ月頃といわれており、実際にサインが増え出すのが1歳3〜4ヶ月頃からといわれています。あまり早くからはじめすぎても思ったほどの効果を感じることができずに、ママが途中で息切れ(サイン離れ)を起こしてしまうかもしれません。

ベビーサインを覚えやすい性格と覚えにくい性格の子どもがいます

一般的に、男の子より女の子、活発な子よりもおとなしい子の方がサインを覚えやすいといわれています。絵本を読んであげる時にじっと絵本やママのことを見てくれるような赤ちゃんは、比較的覚えが早いようです。とはいえ、たとえ活発な男の子でも根気強く向き合うことで、確実にサインを習得してくれます。逆に、活発な子にほど本人の気持ちを伝える重要なツールとして、後々サインが役立っていくと私は考えます。

いつかは忘れてしまう時がくる

赤ちゃんがせっかくサインを覚えてくれても、いずれ忘れてしまう時がきます。それは、赤ちゃんが「言葉」を得た時です。例えば<ママ>のサインを覚えてくれたとしても、口で「ママ」と呼ぶことの方が簡単、あるいは楽だ、と赤ちゃんが感じれば、<ママ>のサインは次第にしなくなっていきます。このように、言葉がしっかり増えてくると、それに相反してサインが減っていきます。そのため、言葉が少しずつ増え始める1歳半までがベビーサインの適齢期となっています。

 

どうせ忘れてしまうならベビーサインを教えるのは無駄なのでは?と思われるかもしれません。しかし、2歳頃になり言葉が少しずつ増えだしたとしても、まだまだしっかりお話しができるわけではありません。サインを得た子どもは、サインと言葉を上手に併用して、自分の気持ちをうまく伝えようとしてくれるので、サインを知らない子どもよりも、「伝わらない」「伝え方がわからない」という本人のストレスは少なくてすみます。2歳といえば一般的に魔のイヤイヤ期とよばれていますよね。サインを覚えることで、このイヤイヤの原因の一つでもある「気持ちに言葉がついていかない」という本人のモヤモヤを、少しでも減らしてあげられるかもしれません。

サインを教える際の注意点

・赤ちゃんが出したサインを訂正することは控えましょう。「正解」はありません。ママと赤ちゃんとの間で意味が通じれば良いのです。正しい形にこだわらず、赤ちゃんなりのサインの形を楽しみましょう。

・無理強いしない。比較しない。サインを手遊びの延長線のように捉えて、楽しみながら生活に取り入れましょう。

・サインもコミュニケーションの一つです。「教えこむ」のではなく「伝える」気持ちが大切です。

・発表会はNG!!赤ちゃんがサインをしてくれると嬉しいものですが、友達や親戚に見せる目的で「ほら、あのサイン見せて!」と強要しないようにしましょう。

 

 

次回は、サインの選び方についてご紹介していきます。